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40代おっさんによるオタクっぽい脳内井戸端会議

TRPGメタルヘッド MADメカニックの装甲厚を考える②

引き続き MADメカニックのTP値から仮定した正面装甲厚について検証する。

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上図から特筆すべきは3点。

①重戦車KKKロワイヤルの傍若無人ぶり(-_-;)

正面装甲適用確率100%の上に、アストロナイト装甲だから火力60以下の非レーザー火器は完全無効化。最終火力450までノーダメージですよ!明らかに兵装TP10000って値がデタラメすぎます(私がKKKロワイヤルのオーナーならアストロナイト限界A400まで装甲余裕で張りますわ)。これでは、クリティカル(装甲値無視しかしDC値は有効)でしか損害を与えることが不可能です(後面or上面を攻撃、レーザー兵器を用いる等の手段はありますが…あんまりだろ?これ)

②DC値が地味に効く

全面一律に対して三面装甲のメカニックは装甲に費やされるENCがどうしても大きくなり、兵装TPで勝っていても、全面一律装甲のメカニックよりも薄い装甲もしくは装甲厚で肉薄される結果もありました(野戦ワゴンA60に対して戦闘バギーA70、ホバータンクのA80)。しかしながら、三面装甲メカニックのDC値が大きく設定されているため、正面装甲+DC値では逆転する傾向に…。

③カーゴくん移動基地DX やはり侮りがたし…

ファイバニウム(対レーザー樹脂コート複合装甲)の限界厚がA100なんですが…

A100という装甲厚について考えてみます。

A100=火力100の武器を無効化(実際にはサイコロの目も火力に加わるのですが、DC値と相殺と考えます)できる装甲と考えならば…上図から装甲車”ウォーライノ”の正面装甲は火力100の30mm機関砲を防御可能な対30mm装甲厚と言えます。

ホバータンク”ボクサー”は正面A80ですので火力70の20mm(バルカン、サイボーグライフル)防御装甲といったところでしょうか?

では実際 対戦車戦に用いられる戦車砲弾の火力がクロムビートでどう設定されているかと言いますと…

105mmキャノン(≒105mmライフル)…火力150

120mmキャノン(≒120mm滑空砲)…火力180

155mmキャノン(現時点で該当火砲なし)…火力200。

 

……全て火力100オーバーです!イギリスの戦車に用いられていた複合装甲チョバムアーマー”の末裔である”ハイ=チョバム””ファイバニウム”の限界装甲厚がA100っておかしくないですか?これでは全然、対戦車砲弾に対抗できていません!

 

戦車砲と戦車装甲による盾と矛の関係は現在のところ 盾が優勢(同戦車の0距離から正面装甲が耐えうる)といった状況ですが…

アストロナイトの限界装甲厚A400もおかし過ぎると思います。

矛の火力がMAX200の状況で装甲厚A400の盾は明らかにオーバースペックであり、もしそのような状況が発生したなら、世界がそれを放置するはずもなく、火力200超・火力400を目指した対戦車火器の開発が必ず全力行われているはずだからです。

もし、アストロナイトA400という設定を生かしたいのなら、ATM並びに155mmキャノンの火力底上げ+全ての火器の火力再設定が絶対に必要だと思います。