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40代おっさんによるオタクっぽい脳内井戸端会議

TRPG メタルヘッド MADメカニックの装甲

メタルヘッドのメカニックのHPとダメージと装甲厚の関係について検証するために、まずMADメカニックの装甲について考えてみる。

初代メタルヘッドに登場する装甲は特殊なものを除くと概ね以下の6種類。

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うん。材質強度が全く考慮されていないのが特徴。どんな材質であっても装甲の厚さのみ評価されダメージ軽減が行われる。装甲間の差異は単位厚み当たりの”重さ”でのみ表現される…

値段設定おかしくね?(チタン合金とライトチタンとか)

ステンレス??(-_-;)

ENC100のアストロナイトの正体って何?比重は???(鉄鋼比重 約8 複合装甲6.5 チタン4.5 …劣化ウランですら19)

限界装甲厚…チタン合金”がA200まで可能で、セラミックを特殊鋼でサンドイッチしてある”ハイ=チョバム”がA100までしか装甲を厚くできない理由はなんでしょうか?

ファイバニウム…メタへは対レーザー関連防具は何でも『ファイバー◯◯』って名称なんです。これって解説見ると”対レーザー樹脂がコートされて”って書いてありますが、樹脂なら resin  ですから。fiber なら”繊維”です。

 

結局のところオフィシャルルールでは…『対弾能力が2倍の装甲=装甲厚が1/2で済む』という当たり前の理屈が生かされてないんですよね。

 装甲厚A10ってのは実測装甲厚ではなく、実質装甲能力(厚換算)であるべき。

装甲厚効率 (防弾鋼板の対弾能力を何%の薄さで達成できるかの指標)=限界装甲厚の指標? 

運動エネルギー弾(=徹甲戦車砲弾)に対して複合装甲(=ハイ=チョバム?)は通常の防弾鋼板の約2.25倍の質量効率を持ち、比重比8:6.5であることから防弾鋼板の約55%(=100/(2.25÷(8÷6.5)))の装甲厚効率を持つ。

同様に通常鋼(防弾鋼に劣る)の約2倍の質量効率を持つチタン合金は比重が軽いため嵩張り、装甲厚効率は約90~100%と防弾鋼板とほとんど変わらないと推測できる。

つまり複合装甲(=ハイ=チョバム?)は『防弾鋼板と実測厚が同じであった場合、実質装甲厚は1.8倍(=1/0.55)となる』ため、限界(実質)装甲厚は防弾鋼板より大きな値を取るのではないか?(限界装甲厚A100は過小評価ではないか?)

逆にチタンは防弾鋼板と同程度の限界(実質)装甲厚になるのではないか?→実際のチタン合金は板厚増に伴う施工性の低下等の不具合が生じるので限界装甲厚に制限がかかるはず(つまり限界装甲厚A200はありえない)。

☆実質装甲能力A10当たり重さ

通常鋼(鉄≒ステンレス)>防弾鋼 >チタン合金 >複合装甲(≒ ハイ=チョバム)

確かに比重の軽いチタン合金だが、対弾能力を考慮した実質装甲厚(能力)当たりの重量(ENC)は複合装甲に劣る。そのため戦闘ヘリにはチタン合金ではなく、より軽い”複合装甲”積むべきでは?→”複合装甲”は貫通能力の高い大口径徹甲弾を防御するために開発された装甲で、ヘリに積めるような薄さ(軽量)のものは存在しない。また、極薄の複合装甲をワザワザ作成し、薄さに見合った低威力の機関砲弾を防御することに成功したとしてもコスト面から考えれば全くの無駄遣い→現用MBTでさえ正面装甲の一部にしか複合装甲を採用しない現実を考えれば、複合装甲のお値段は相当張るのでは??

複合装甲は(薄い装甲が存在しない=作っても意味がないはずなので)『最小装甲厚』(=A100程度)を設定するべきかもしれない。

戦闘ヘリの様に対機関砲程度の防御力&ペイロードがシビアというメカニックにはやはり”チタン合金”がオススメである。

☆ゲーム中、『アストロナイト』をチタン合金や複合装甲よりも対弾能力が高い装甲と設定するなら、実質装甲厚(能力)A10当たりのENCは100ではなく、チタン合金の10よりも小さくなるはず。つまり同強度の装甲をチタン合金や複合装甲よりも『軽く』作ることが可能→MHEの設定にあるように正体が劣化ウラン系合金であるなら比重19と極めて重いため、装甲厚効率も極めて良く実測装甲厚はより薄く出来るため、限界装甲厚をA200を超える値に設定しても矛盾しないのではないだろうか?

 

以上が色々考えてみた。