旧版ワースブレイドのセッション振り返り(第2夜A面)
旧版WBセッション第二夜
昨夜、20年ぶりの旧版ワースブレイドのWM *1 を担当し、私的には当時の楽しさを十二分に満喫させてもらえたのでお腹一杯のつもりだったのですが…
参加プレイヤー3名
WB歴
40代友人…大学時代TRPGサークルに所属。昨夜、大学以来ほぼ20年振りにワースブレイドをプレイ。
中2次女…無し。『聖刻1092聖都編』を読了。ジャンプ系少年漫画とラノベ好き。
高1長女…無し。『旋風の狩猟機』パラパラ読み程度。ハリーポッター愛読家
スタート時間
22:30~ *5
準備物
昨夜の準備物にキャラクターシート *6を 1枚のみを追加印刷 *7
キャラクターメイキング
本日参戦の長女のキャラクターをスピード作成。
WM *8「直接戦闘できるキャラクターがいないから、悪いけど問答無用で戦士になってもらうよ(・ω・)」*9
昨晩同様、能力値の解説一切無しで、ハウスルールに則り3D6を6回行い能力値を決定。
高1長女のロール結果…
SEN15 AGI9 WIL10 CON14 CHA11 LUC10 *10 *11
WM「思った以上に戦士向きの能力値が揃ったな。何はともあれ、先ずは使用する武器を決めようか?はい武器リストどうぞ」
長女「棍かな? 」 *12 「鎚矛かな?」 *13 「この破斬剣 *14 っていう格好いい名前の剣にする!」
WM「盾は持つ?それによって剣を片手で持つか?両手で持つか?でちょっと与えるダメージ違うけど?」
長女「う~ん。盾は……持たない!」
WM「次は鎧と兜を決めよう。はい防具リストどうぞ。吸収点が大きい程ダメージを受け止めるけど、そういう鎧は修正値が大きくて動き難いから、自分の攻撃も当たらないし、敵の攻撃も避けにくいので注意」
…………… 長女φ(・ω・ )
名前:トトーロ 職業:戦士 年齢:83 *15 性別:男
技能:剣(2)防御(2)特抵/体力(1)馬術(2)
所持品:水袋、毛布、干し肉
装備:バスタードソード、レザー・シールド*16 *17、オープンヘルメット
所持金:50G
シナリオ導入説明
WM「名も無き開拓村で起きた唐突な魔獣襲撃。襲われていた自由商人の命を助けた結果、君たち冒険者(山師)はその商人の護衛に雇われることになった…という状況」
シライ&ペプシン「 それ誰?(。・ω・)(・ω・。)?」
WM「間が悪く *18 、 熊騒動の数時間後にこの開拓村に迷い込んで来た戦士のトトーロさんです。雇い主である商人の希望で護衛に参加することになりました」
トトーロ「 よろしくね (・`ω´・) 」*19
参加キャラクター3名(と担当プレイヤー)
風門《練法使い》ペプシン (=中2次女)
長弓を得意とする《狩人》シライ (=40代友人)
破斬剣使いの《戦士》トトーロ (=高1長女)
以後シナリオ経過
熊から命を救った商人の名はジム。中肉中背ブロンド短髪の男性。店を構えない自由商人らしく日に焼けた肌で年齢は30代後半に見えるが不詳。顔はこれといった特徴もなく、非常に印象が薄い人物。
シライ&ペプシン&トトーロ 審議中
「なんか気前良すぎない?」「善人過ぎないか?」
…などと、プレイヤー3人が一応は怪しんでみる *21 も依頼を断る積極的理由も無く…全員が現金収入をふいにするだけの懐具合でもないので報酬100Gを受け取り、毛布・干し肉5食分・水袋といった野営用具を、シライは村の猟師から熊との戦闘で消費した矢に加え麻縄や松明を調達し出発に備えた。
翌朝、4人の先頭に立つジムさん。冒険者(山師)である君達よりも余程しっかりした足取りで、魔獣をやり過ごしながら道無き森の中を迷うことなく進んでいく。*22 君達は護衛どころかジムさんの足取りに着いていくのに必死な有り様だったが、その介あって昼過ぎにはジムさん曰く、”目的地まで四半刻(30分)の地点”まで辿り着くことができた。
WM「今君達がいるのは、森の中でも直径1リート(4m)程度の範囲に背の高い木が無く、鬱蒼とした森中でも例外的に日光が射し込み、膝丈ほどの草が生い茂ってはいるが小休止のポイントとして申し分のない空間」
「一旦休憩を取りましょう」というジムさんだが、座り込んで保存食や水を口にする君達とは対象的に自身の背負い袋を降ろそうとしない。
そして申し訳なさそうに君達にこう伝えてきた。
「今から私独りで恩人が失踪したポイントまで向かいます。護衛を依頼しておいてなんなんですが、一刻(二時間)程このポイントにて待機をお願いできますでしょうか…」
「あのですね…こんな危険な森中くんだりまで足を伸ばす理由なんですが、失踪した同業者への恩返しが半分、残り半分は儲けの香りがするからなんです。軽蔑されるかもしれませんが、こんな場所までわざわざベテランの商人が足を延ばして失踪する。私は彼との手紙のやり取りで知っているのですが、少なくとも彼は10回近くもその目的地に向かい…そして最近やけに羽振りが良かった…」
「もう言わずとも分かると思いますが、山師(冒険者)である皆さんを金のなる木が生えている現地までご案内できるほどには信用できない訳なんです。雇い主の言葉として、ここは従っていただけませんか?」
「流石に一刻(2時間 *23 )を超えて私が帰って来なければ迎えに来て下さい。方角的にはそうですね北になります。迎えに来れる様に道中の木々にそれとなく鉈で傷をつけておきます *24 ので…それでは」と一礼して時間を惜しむ様にジムさんは北の方角の森へと姿を消してしまった…
シライ&ペプシン&トトーロ 審議中
「まぁ待つか??」「依頼主やし…」「金のなる木…」
WM「そろそろ感覚的には半刻が過ぎたかな?というタイミング。まったりとし過ぎずに小休止を取り続けている君達3人、それぞれSEN(捜索)ロールを行って下さい。」
トトーロにとってはWB初ロール。なので、自分キャラクターのSEN基本値+10面体の合計値を申告するんやでと教える。
ロール結果はシライ(40代友人)とトトーロ(高1長女)がロール値10超え、
ペプシン(中1次女)がまさかの出目1…つまり絶対失敗。
WM「ペプシンの《捜索》技能に修練度10ポイント」
トトーロ「いいなぁ( *¯ ³¯*)」*26
WM「シライとトトーロは森の暗がりに魔獣が君達の様子を窺っているのに気づいた」
シライ&トトーロ「 (。´iωi人iωi`。) 」
B面に続く…
*2:今晩に続きするんか?
*3:長女に「昨日は面白かったよ~」と謎の挑発
*4:昨夜セッションは自室にて宿題に懸かりきりで不参加、そのため「あ~あ、私も参加したかったなぁ」と不服申し立てアピール
*5:セッション終了時には日付変わっていることが容易に予想可能。4人全員(友人も含めて)が嫁さんに怒られるんじゃないか?とドキドキしながらセッション開始…
*6:メタボルタ@ぷにぷに王国様より拝借
*7:ということは今日のシナリオでも操兵を登場させる気がないのであ~る
*8:今夜も私が担当です (/・ω・)/
*9:聖職者クラスという選択肢も考えましたが、WB西方は「異端(練法師・異教徒)は火祭り!」というバチカン13課な宗派が大勢を占めているという設定ですから、練法師と僧侶とで同一パーティーを組むためには、WMなりプレイヤー同士でギミックを提供する必要があり手間なんです。
*10:SEN…感知力、AGI…敏捷力、WIL…意志力、CON…耐久力、CHA…魅力、LUC…幸運力
*11:振り直しルール適応で2度目の結果。3D6によりSEN値17になったので15に下方修正。
*12:WM「ただの木の棒やで~」
*13:WM「痛そうな金属棒やで~」
*14:WBオリジナルのカッコイイ漢字名が付いているけど、正体はRPGでお馴染みのバスタードソード
*15:ブログ書き起こすためのキャラクターシート確認で気づきました。きっとTRPG初心者らしいお巫山戯でしょうが、次からは人の3倍の寿命を持つフーボック(幼人)族としてプレイしてもらっても面白いかもとか思ったり(・ω・)
*16:革入り板金鎧。鎧なのにカタカナ名が”シールド”…紛らわしい事この上無い。
*17:”鎧兜は防具修正の発生しないハードレザーとオープンヘルメットしか装備しない”というWBの定石に囚われずに装備をチョイスするのを久しぶりに見れた!擦れてない初心者っていいね!!
*18:40代友人から昨夜から仲間だったことにして追加経験値をあげたら?という提案があったが、公平性からも多少不自然ながらも途中参加という形
*19:これが当日初顔合わせのプレイヤー同士のセッションならGMがこの新規プレイヤーに何か密命を下しているんじゃないか?と勘ぐってしまいそう…
*20:急遽トトーロを追加雇用したにも関わらず報酬が頭割りになっていないことをプレイヤーが不審がるかと思ったんですが…
*21:ジムさんが行商で扱っている商品についての質問も無く、詰めが甘いと言わざる得ない…
*22:もし健脚について不審がり質問してきた場合「この程度は年中行商を行う自由商人の常ですよ」と笑顔で答える予定でしたが…そんな質問もなく…
*23:ところでこの世界、時計無いのにどうやって正確に2時間測るんやろうね?と4人で議論…
*24:ジムさんは復路では木に適当に傷をつけ偽装しながら帰って来る予定
*25:絶対失敗でも修練度は嬉しい様
*26:良くねぇよ(笑)
*27:絶対失敗による空耳です ( ˘ω˘)