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40代おっさんによるオタクっぽい脳内井戸端会議

TRPG メタルヘッド  アビリティロール(AR) ②

初代メタルヘッドではアビリティロール(AR)の基準値(目標)は以下の様に規定されています。

AR基準値   AR10:やさしい  AR15:普通  AR20:難しい  AR25:非常に難しい

考察

このAR15:普通という表記ですが…何を意味しているのでしょうか?

残念ながら、この表記方法では”絶対評価”なので『どんな超人にも、逆に不具者に対してもAR15という目標は普通難易度ですよ~』と解釈するしかありません。きっと製作者サイドは、AR基準値とは『平均的な(能力値を持つ)ハンターに対しての難易度』と言いたかったと思うんです。要は言葉足らずなんです。

ですから『AR15とは平均的なハンターが普通に感じる難易度』という事になるはずです。で、ここで疑問になるのが『普通』って何?という話です。

日常会話で『こんな事ぐらい普通に出来るわw』って話す場合の『普通』って『簡単』に置き換えれますよね?『簡単=やさしい』でAR10相当に難易度ダウンです。

 ”AR10:やさしい”と”AR20:難しい”の中間ですから AR15:普通ではなくAR15『成否五分五分』といった解釈はどうでしょうか?

そうなりますと、やさしい→ほぼ成功する 難しい→まず成功しない  非常に難しい→通常では無理 という解釈に繋げます。

あとは、前回の記事に書いた数値

”一方、ハンターの平均能力値は”10.5”(=6面ダイスの期待値3.5x3回)ですから、ARの2D6の最小成功値”3”を足した”AR13”ならまず成功するチョロい難易度、2D6の平均値”7”を足した”AR17”が成否五分五分の難易度となり、2D6の最大値”12”を足した”AR23”はまず失敗する難易度ということになります。”

を取り入れ、AR基準値を以下の様に置換するのはどうでしょうか?

  AR基準値

 AR10 一般人(暴徒・能力値7)でもチョロい

 AR13 平均的なハンターならチョロい

 AR15 一般人(暴徒・能力値7)なら五分五分

 AR17 平均的なハンターなら五分五分

 AR20 平均的なハンターでは まず成功しない、超人に近い人達ならチョロい

 AR23 平均的なハンターなら通常無理

 AR25 超人に近い人達でも五分五分

 AR30 超人が神がかってやっと到達(ギネス記録)

  

また続きます。