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40代おっさんによるオタクっぽい脳内井戸端会議

TRPG メタルヘッド  アビリティロール(AR)

メタルヘッドプレイヤーズマニュアル(以下PM)20頁 第3章 ロールより

[3.1]アビリティロール(AR)

ゲーム中、スキルによらないチェックが必要な時に行います。LUCとSUVを除くすべての能力値に関してARのチャンスがあります。ARは、2D6に能力値を加えたもので、GMかシナリオが決めた基準値と同じか、それ以上の目を出せば成功とします。

AR基準値

10:やさしい

15:普通

20:難しい

25:非常に難しい

   ※それぞれAR10、AR20などと表す。

能力値+2D6がこの数字以上なら成功。

 キャラクターによって必ず成功する場合でも1ゾロは失敗。6ゾロの目は能力に関わりなく成功とします。GMはロールに幅をもたせるためこの基準の範囲内で自由に基準値を設定できます(AR17など)。

  

考察:

能力値は3D6(Min3~Max18)で決定されます(PM11頁)ので、ギネス級の行動が成功したかのチェックはサイバー化も薬物投与もしていない状態の能力値の上限”18”(PM21頁)にARの2D6の上限値”12”を加えたものになります。

つまり18+12=30。AR30がギネス級の行動を要求する基準値ということです。

 

 2009年ギネスブックよりAR30を要求される身体行動

 100m走 9.69秒(平均時速37.15km ・MV31)

 1000m走 2分12秒

 1時間走 21.825km

 マラソン 2時間4分

 100km走 6時間13分

 走り幅跳び 8.95m

 走り高跳び 2.45m

 棒高跳び 6.14m

 やり投げ 98.48m

 閉息潜水 10分12秒

 ウェイトリフティング 263kg

 デッドリフト(浮かせる)最重量 455kg

人間サイズ標的に1分間に投げたナイフの最大本数(笑) 102本

 

一方、ハンターの平均能力値は”10.5”(=6面ダイスの期待値3.5x3回)ですから、ARの2D6の最小成功値”3”を足した”AR13”ならまず成功するチョロい難易度、2D6の平均値”7”を足した”AR17”が成否五分五分の難易度となり、2D6の最大値”12”を足した”AR23”はまず失敗する難易度ということになります。

 ここで私が気になっているのは

①AR15が難易度”普通”の基準値になっているが、何に対しての”普通”なのか?

②判定に6面ダイスを用いることです

 

明日以降に続きます。