Zガンダム 残念なメカニック①
1stガンダムからして黄・青・赤色トリコロールというマジキチ試作機が主役のリアルロボットアニメな訳ですが…そこは芸風というか 否定してしまうと『ガンダム』そのものを否定することになるんで、そっとしときましょう(´ω`)
メカニックから感じる”今観るとZガンダムが気持ち悪い”という件ですが…
1stから7年後のMSはどう進化したのか?というデザインフォーマットが全く考えられていなくて非常に気持ち悪いです。
これは複数のメカデザイナーを採用した件に相当問題というか監督責任があると思うのですが…ぶっちゃけた話、《リック・ディアス》と《ハイザック》と《MK-2》が同じ土俵(世代)のMSに見えない上に、1stのMSの系統(子孫)にも見えないという二重苦(ハイザックがオリジナルのザクⅡF2型よりも動力パイプの本数が増えてるといったデザイン的矛盾点を含めると三重苦w)に陥ってます。スポンサーであるBANDAIさんの意向がもちろんあったんでしょうが、関係者全員のスルー力は大したものだと思います。
当時のスタッフはGMのアップデート機であるGMⅡのデザインを最初に本気で議論すべきやったと思います。
突っ込んで言うなら『1985年(昭和60年)当時に1stガンダムのMSデザインをどのように解釈したのか?』『1985年製リファイン版のガンダムやGMを一度でもデザインしてみたのか?』という話です。
”大河原GMをディティールアップして未来感を演出するのか?”
”大河原GMに装備や追加パーツで未来感を演出するのか?”
ココら辺を具体的にメカデザイナーに提示しないまま、デザイナー毎の”俺的進化したMS”が大監督の気分で採用されてしまったんだろうな~と想像してみたり(´・ω・`)