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40代おっさんによるオタクっぽい脳内井戸端会議

TRPGメタルヘッド ハウスルール 対物火力を導入する理由

初代メタルヘッドにおける"火力"とは兵器の威力を0~200の数値で表現したものです。

しかし、対人兵器と対メカ兵器という明らかに次元の違う破壊力を0~200の同一ベクトル上に配置してしまっため、対人兵器の火力は0方向に、対メカ兵器は200方向に偏位してしまい、兵器の種類は多くても火力の差別化(火力による個性化)が表現できていません。

例をあげますと、対人兵器として最強クラスの威力を持つ12.7mm弾が火力50のため 対人兵器は0~50のごく狭い範囲で火力を設定し 兵器としての個性を演出しなければいけません。10や20程度の火力差は命中判定時の1d100ダイスのバラツキに比べれば小さく 、"どの対人兵器を用いても威力が大して変わらない"…というのが初代メタヘの悲しい現実です。

同様に 対メカ兵器も20mm弾(対物効果○)の火力である70を下限として70~200の範囲でしか火力を設定できません。このため 30mm弾は火力100、105mm砲弾が火力150、120mm砲弾が火力180、155mm砲弾が火力200 と 火力200方向に寸詰まり気味な いったい何を基準に置いているのか意図不明な威力差=火力が設定されています。

 

これを解消すべく、従来の"火力"に代わり "対人火力・対物火力 "を導入します。対人火力・対物火力 ともに 0~200の値を与え 充分に兵器としての個性を演出することが目的です。

幸い 初代メタヘは 対人戦闘はSUV制、メカニック戦闘はHP制で損害判定を行うので混乱なく導入できそうです。

"対物火力"として20mm弾は火力10~20程度に設定する予定です。従来の20mmサイボーグライフルや20mmバルカンの火力70は実際 破壊力抜群であったため、数多のメカニックがアッという間にスクラップになった記憶があります。

実際メカニックは装甲に囲まれた金属の塊であり、対メカ兵器の中で最も非力な20mm弾程度では ナカナカ破壊できない…というのがゲームで表現できればいいいな と考えています。同様に120mmキャノンや30mm機関砲やガンランチャー等の兵器にもプレイヤーが目を向けてくれればとの思いがあります。 

20mmバルカン万能論はもう勘弁です…(´Д`;)

 

学生時代に散々遊びたおしたメタルヘッド(略称MH)について以前に別のサイトで書いた記事を加筆掲載