TRPGメタルヘッド MADメカニックの装甲厚を考える
初代メタルヘッドの装甲について色々と言いたいことは前回書いた通りです。
しかしながら、メカニックHPと装甲厚とDC値の検証のためには、オフィシャルの装甲設定を無視する訳にもいきませんので、このまま進めることにします(;´Д`)
メタルヘッドのMADメカニックは搭載ポイント(=TP)というパラメーターが設定されており、ENC合計がTP以下になるように 兵装(装甲や武装)をメカニックに搭載することが可能です。
まずは代表的なメカニックのTP値から装甲厚を仮定してみます。
当然、武装を積まない輸送車両的なメカニックは、その分装甲を厚くできる訳ですが…極々一般的なメカニックの兵装を考え、以下のような仮定としました。
①兵装割合を武装と装甲で半々とする。
②三面装甲の場合、現用戦車の砲塔装甲厚(正面8:上面1:後面2)を参考とする(プレイヤーズマニュアルの完成品MADメカニックのデータは極端すぎて参考にならないので無視。ちなみに公式設定では”前面”ではなく”前側面”だけど、この際側面は無視する)。
③戦車・バトルトレーラーを除き、装甲は唯一対レーザー・対弾能力を持つ『ファイバニウム』(A10当たりENC20、上限A100)を採用。
装甲全面一律メカニック
TP÷2÷2(1の位切り捨て)=装甲厚
三面装甲メカニック
TP÷2÷2×8÷11(1の位切り捨て)=正面装甲厚
④戦車・バトルトレーラーに関しては『アストロナイト』装甲(対弾のみ。A10当たりENC100、上限A400)を採用とする。
TP÷2÷10×8÷11(1の位切り捨て)=正面装甲厚
その結果…
※装甲車ウォーライノの装甲厚が計算値130であるが、ファイバニウム装甲の限界厚によりA100。中戦車スパルタンの装甲厚がA70と低いのは激重のアストロナイト装甲のため。ファイバニウム採用ならA100、チタン合金ならA200を余裕で装備可能。